子どもの躾における「Why」と「How」

岩城徹也

子どもの躾、親御さんにとっては大変気苦労も多いですよね。

大人の立場からすると、子どもの行動には理解できないことも多く、言うことを聞かないときには腹も立ってしまうこともあるでしょう。

そんなとき、つい「なんで、あなたは言うこと聞けないの!」や、「なんで、あなたはお片付けができないの!」という言葉を発してしまいがち。

でも、これらの言葉を発する前にちょっと待ってください。これらの言葉には大人の立場から子どもへの批判の意味が込められており、この言葉を聞いた子どもからすると大人が感情的に怒っているとしかとれないのです。

「なんで」は英語では「Why」。
子どもの使うWhyは純粋にわからないことに対する疑問の意味。
大人の使うWhyは批判の意味が込められたもの。

同じ言葉でも使う意味が違うのです。

大人からWhyばかりを連発され、批判ばかり受けた子どもは、批判を逃れるために親の目の届く範囲では言うことを聞き、そうでない場合は好き勝手なことをする性格に育ってしまう可能性があります。

ここはひとつ、WhyをHowに変えてみましょう。
つまり「なんで」を「どうしたら」に変えるのです。

たとえば、片づけができない子どもなら、「どうしたら、部屋がきれいになるかな?」や、「どうしたら、みんなで気持ちよく遊べるかな?」などです。

こうすると、子どもは自分の頭で考えるようになるので自発的行動力と判断力が付いていくのです。

批判の言葉ではなく、子どもの力を伸ばす言葉、「How」を是非、意識して使ってみてください。

コミュニケーション・コーチ
岩城 徹也

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